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2008年02月12日

防炎品をご存知ですか。

前消防庁次長
東尾 正

冬になり、火事のニュースも増えてきました。

住宅での火事で怖いのは、たばこやストーブの火が布団やカーテンに燃え移り、あっという間に家中が火の海になってしまうことです。

そこで開発されたのが、燃えにくい布団やカーテンです。火がつきにくい繊維を使ったものや、燃え広がりにくいような表面加工をしたものが売られています。これらを総称して「防炎品」といいます。

難点は素材の柔らかさが損なわれるものがあること、少し値が張ることです。また洗濯で効果が失われやすいものもありました。

しかしながら、最近では格段に技術も進んできており、素材の柔らかさや洗濯したときの効果の維持については、改善されてきているようです。

その防炎効果については、(財)日本防炎協会(http://www.jfra.or.jp/)が「防炎製品」又は「防炎物品」として評価し、下記のラベルが貼られているものが安心できます。防炎製品は、燃えにくさだけではなく、体に触れたり口に入れたりしても危険がないことが確認されており、安心して使うことができます。防炎品はこのほかカーペット、キッチンウェア、自動車カバー、宣伝旗など多くの物が開発されており、旗などは放火被害を防止するのにも有効です。

防災製品ラベルの例

もっとも火事の被害を少なくするためには、燃え広がらないものを使うだけではなく、万が一燃え広がったときにすぐにわかるようにしたいものです。

防炎製品だけで安心せず、住宅用の火災警報機をつけ、二重三重の安心・安全を確保しましょう。